Gaussyは11月16日、サブスク型倉庫ロボットサービス「Roboware」で、棚搬送型ロボット「Ranger GTP」をLIXIL筑波工場(茨城県つくば市)に5台導入したと発表した。
<LIXIL事例動画>
LIXILは、人手不足や生産性向上、在庫スペースの確保や作業煩雑化に伴う作業員負荷増大といった課題に直面していた。
今回、Ranger GTPを導入したことで、アフターサービス部材等の出荷作業にかかる人手を約40%削減するとともに、在庫エリアスペースを40%削減し、空いたスペースを付加価値創出のためのスペースに活用することができた。
LIXILに導入したRanger GTPは、ハードウェアの改善に加え、制御アルゴリズムを最適化し、最小台数での運用を実現した。
また、平均的な移動棚サイズが1.0m四方なのに対して1.3m四方に拡張し、保管容積を約70%拡大したことで、1つの棚からピッキングできる確率を向上させ、ロボット台数を最小化。
そのほか、制御システムをクラウド環境で運用し、固定費を削減している。
■LIXIL導入概要
導入ロボット:GreyOrange社製 棚搬送型ロボット「Ranger GTP」
導入台数:5台
導入場所:筑波工場(茨城県つくば市)
導入時期:2022年3月22日から稼働開始
商品:住宅設備
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