国土交通省は7月25日、日ASEAN交通連携の枠組における物流人材育成支援事業として、SGH財団の協力のもと、ベトナム/ホーチミン大学の学生等に対する「物流集中講義」をオンライン形式で実施したと発表した。
<講義の様子>
<現地物流倉庫のフィールドツアーの様子>
概要は、佐川グローバルロジスティクスが物流現場の改善に関する実践的な内容(SCMや3PL、5S、BCP等)についての講義を行い、SGホールディングスが保有する次世代型大規模物流センター「Xフロンティア」のバーチャルツアー、SG佐川ベトナム(SGホールディングスのベトナム現地法人)が運営する物流倉庫のフィールドツアーを実施した。
また、国土交通省からは、近年ASEANでの需要が高まっているコールドチェーン物流に関して、ASEANにおける普及や国際標準化に向けた取組について紹介した。
■結果概要
実施対象:ベトナム/ホーチミン大学の学生等 約220名
実施時期:2022年7月11日から7月15日の5日間
実施場所:品川センタービルディングよりオンラインにて実施(一部現地にて実施)
実施内容:
物流概論(SCM、3PL、国際物流等)
物流オペレーション(PDCA、5S、BCP等)
現地物流倉庫フィールドツアー
次世代型大規模物流センター「Xフロンティア」のバーチャルツアー
国土交通省のコールドチェーン物流サービス分野の国際標準化等の取組について