福山通運と渋谷育英会は8月10日、広島県のホロコースト記念館において、差別や偏見をなくし平和を伝える活動に賛同し、未来を担う子どもたちへの平和教育活動に役立ててもらうため、同記念館へ100万円の助成金を贈呈したと発表した。
＜左から渋谷育英会 小丸輝子 専務理事、同 小丸成洋 理事長、在日リトアニア共和国特命全権大使 オーレリウス・ジーカス氏、ホロコースト記念館 大塚 信 理事長、元駐リトアニア日本国大使 重枝豊英氏、ホロコースト記念館 吉田明生 館長＞
在福山リトアニア共和国名誉総領事でもある小丸社長は、8月6日に平和記念式典に出席した在日リトアニア共和国特命全権大使 オーレリウス・ジーカス氏、元駐リトアニア日本国大使 重枝豊英氏を同記念館へ案内し、両氏は7日に行われたホロコースト記念館の大塚 信 理事長への贈呈式にも出席した。
今後も、同会は青少年育成と教育文化の振興、平和教育活動への支援ならびに地域社会の発展に取り組んでいくとしている。
渋谷育英会は、未来を担う子どもたちの教育を支援するために同社の創業者故 渋谷昇名誉会長が1985年6月に設立。以来、高校生や大学生への奨学金の貸与事業をはじめ、教育機関や文化振興を行う地域団体及び青少年の健全育成活動を行う団体への支援や不登校児童・生徒の問題に取り組んでいる。また、2013年から毎年、福山市を中心に近隣の小中学生を招待し、NHK交響楽団による演奏会を開催し、豊かな感性を育む支援を行っている。
