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首都圏大規模同時合同取締/違反車両23台、重量超過車両取組強化

2022年11月10日/調査・統計

大型車通行適正化に向けた関東地域連絡協議会は、NEXCO東日本などの構成する道路管理者が中心となり、関東・甲信エリアでの警察及び運輸支局の大型車両の走行に関係する3者の連携を深め、過去最大の21か所で首都圏大規模同時合同取締を実施したと発表した。

<首都圏大規模同時合同取締箇所別の道路法違反台数>
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<違反台数(道路法)>
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<現地取締風景 中日本高速道路 相模原愛川料金所 特殊車両の引込み風景>
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<現地取締風景 首都高速道路 志村本線料金所マットスケールによる重量計測風景>
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<現地取締風景 大宮国道事務所/埼玉運輸支局 狭山車両取締基地 取締全景>
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それによると、道路法に基づく特殊車両の取締結果、引込台数75台の内、違反台数は22台となった。また、道路運送車両法に基づく不正改造の取締結果、引込台数60台の内、整備命令発令台数は1台だった。

連絡協議会では、道路の適正かつ安全な利用を促進するために、特に道路構造物を劣化させる主要因である違法な重量超過車両への取組みを強化している。

さらに今回は、近年増加している大型車両の車輪脱落事故防止「お・ち・な・い」について運輸支局主導のもと、ドライバーへ呼び掛けを行った。今後も安全・安心して暮らせる社会の実現を目指し、『重量守り、道路を守ろう』を合言葉に大型車両の通行適正化を推進していくとしている。

なお、「お・ち・な・い」とは、「落とさない!脱落防止はまず点検」、「ちゃんと清掃、ちゃんと給脂!」、「なット締め、トルクレンチを必ず使用!」、「いちにち1回、緩みの点検」の先頭文字を組み合わせたもので、大型車の車輪脱落事故防止の啓発チラシに利用されている。

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