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日本郵船/自動車輸送事業の品質向上へ会議、世界12か国が参加

2022年11月17日/CSR

日本郵船は11月17日、同社が運航する自動車専用船の運航品質、荷役品質、船舶品質の向上を目的とし、各国の担当者が情報共有・意見交換を行う「GLOBAL Safety&Quality Committee」を同月15日、16日に開催したと発表した。

<会議の様子>
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同会議は、これまで個別に実施していた3つの品質会議を、全て完成車の輸送品質に関わるものという考えから一つに統合したもの。3部門の担当者が、さらなる品質向上を実現するための方策を議論する初めての機会となり、対面とオンラインのハイブリッド形式でアメリカ・トルコ・ベルギーなど12か国から参加した。

会議初日は、「GLOBAL Safety&Quality Committee」の設立の経緯と意義の説明や、共に目指すビジョンや本店で進行している活動のほか、現状と課題についての情報共有を行った。

このなかで池田 豊 常務執行役員は「世界の隅々まで安全・確実に自動車を届けることが自動車船輸送事業の重要な使命。その使命を達成するために、品質と安全性の向上が非常に重要で、いままでのものを統合し、安全性およびより良いサービスを提供する力を再構築しているところ。多くの課題や困難はあるものの、私たちのサービスを持続可能とするためにお互いの活動を知り、それぞれが目標を達成し、さらに改善していくことを期待している」とコメントした。

2日目は、3部門で品質向上に向けた具体的な取り組みを共有したほか、各地域からの報告およびディスカッションを行った。

同社グループは、ESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた、「NYKグループ ESGストーリー 」を2021年2月3日に発表、SDGsの達成に貢献する活動を進めている。さらに今年3月24日には、2021年度のESG経営の具体的な取り組みと施策、超長期視点での持続可能な成長戦略を紹介する「NYKグループESGストーリー 2022」を発表した。同社グループは、高いレベルの船舶管理品質と安全で最適な運航サービスを提供することで、「Sustainable Solution Provider」として、新たな価値創造を推進するとしている。

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