福山通運及び小丸交通財団は12月14日、 同月10日にインドネシア共和国のダルマプルサダ大学の「小丸文庫」への日本語書籍の寄贈式を行ったと発表した。
<左からダルマプルサダ大学 トリ・マジョルコ学長、小丸理事長>
同社及び同財団は2017年の小丸文庫の開設以降、日本語教育に役立ててもらうため、約760冊の日本語の書籍を寄贈。今後もこの小丸文庫を通して、日本語を学習する学生相互の良き交流の場として、また両国間の相互理解をさらに深め、友好関係の強化に努めていくとしている。
ダルマプルサダ大学は、インドネシアから日本への元留学生が中心となり、その留学経験を母国の発展に活かすため1986年にインドネシア元日本留学生協会(PERSADA)により設立され、文学部日本語学科では多くの学生が在籍し日本語を学んでいる。
小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的として2013年9月9日に創立。全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っている。また、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。