川西倉庫が2月7日に発表した2023年3月期第3四半期決算によると、売上高207億7100万円（前年同期比19.9％増）、営業利益10億6800万円（46.4％増）、経常利益11億2600万円（42.3％増）、親会社に帰属する四半期純利益7億1700万円（46.7％増）となった。
国内物流事業では、貨物の取扱いが堅調に推移し、倉庫業務では入出庫高、保管高とも前年同期を上回り、神戸港での港湾運送取扱業務や貨物運送取扱業務等が堅調に推移した。また、2021年11月に横浜で稼働した新倉庫の影響もあり、売上高は150億6600万円（9.0％増）となった。営業利益は、貨物の増加による再保管費用の増加、資源価格の上昇等による電力費の増加、2021年に稼働した新倉庫の減価償却費の増加等で11億4400万円（2.4％増）となった。
国際物流事業では、輸出入貨物の増加、為替や海上運賃マーケットの影響、海外子会社の業績が堅調に推移し、売上高は54億500万円（68.5％増）、営業利益は5億700万円（161.1％増）となった。
通期は、売上高269億4000万円（14.1％増）、営業利益9億円（14.7％増）、経常利益9億8000万円（13.6％増）、親会社に帰属する当期純利益5億7000万円（9.0％増）を見込んでいる。
