遠州トラックが2月7日に発表した2023年3月期第3四半期決算によると、売上高339億1300万円（前年同期比6.1％増）、営業利益24億200万円（1.7％減）、経常利益24億5000万円（2.3％減）、親会社に帰属する当期利益16億9700万円（1.8％減）となった。
売上高は、インターネット通販向け輸送が堅調に推移したこと、機械部品や日用品などの配送センター業務が拡大したこと等から、増収となった。
利益面では、燃料費や光熱費、人件費及び外注費が増加し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益共に、減益となった。
セグメント別の売上高では、物流事業の売上高は338億900万円（6.1％増）となった。その内訳は、輸送部門が256億3000万円（5.9％増）、倉庫部門が81億7800万円（6.8％増）だった。
その他（不動産事業等）は１億300万円（4.9％減）。
通期は、売上高450億円（5.3％増）、営業利益33億5000万円（4.2％増）、経常利益33億5000万円（1.5％増）、親会社に帰属する当期利益23億4000万円（0.1％減）を見込んでいる。
