センコーグループホールディングスは2月27日、4つの本部において、4月1日付の機構改正を発表した。
経営戦略本部の再編では、新サービス開発部を、新しい商品やサービスの開発・販売を加速させるため、センコー商事に移管する。また、グループ経営の持続的成長を支える財務経理関連のITインフラ整備・高度化を強化するため、グループ管轄部に「財経システム企画担当」を設置する。
管理本部の再編では、組織体制の強化を図るため、ESGの環境課題に対処する「環境課題対応担当」を、また、社会並びにガバナンスの課題に対処する「社会課題対応担当」を設置する。
また、人事部採用・外国人就労支援担当の分割・再編として、1.採用・外国人就労支援担当は、「キャリア採用担当」と「外国人就労支援・産学協同担当」に分割・再編する。2.キャリア採用担当は、採用活動をより一層強化するため単独の組織とし職務を推進する。3.外国人就労支援・産学協同担当は、外国人就労のさらなる支援を図ると共に、大学などの教育・研究機関と協力し、インターンシップ等学生への就労支援活動を推進する。
「国際事業推進本部」の設置では、センコー国際物流事業本部のセンコーグループホールディングス（HD）移管と「国際事業推進本部」への改称。HDが所管するグループ「物流事業」、「商事事業」、「ライフサポート事業」、「ビジネスサポート事業」、「その他事業」における海外事業のさらなる拡大・強化と多角化を図るため、センコー国際物流事業本部をHDに移管し、「国際事業推進本部」に改称する。
また、「国際事業推進本部」の再編では、従来通り、「グローバル戦略営業部」および「企画管理部」ならびに、各エリア事業担当（ロシア・中央アジア、北米、東アジア、ASEAN、欧州）を継続して設置する。なお、エリア事業担当内の個別地区として「メキシコ地区担当」は継続し、「韓国担当」は廃止する。また、「三温度帯事業担当」、「中国三温度帯事業担当」および「新規エリア戦略部」は、従来のグローバル戦略営業部に統合し、発展的に解消する。
ライフサポート事業推進本部事業戦略推進部の分割・再編では、1.事業戦略推進部は「事業企画部」と「事業戦略推進部」に分割・再編する。2.事業企画部は、本部および管轄するグループ会社の経営管理、総務、人事業務を統括する。3.事業戦略推進部は、事業領域の拡大・強化を図るため、管轄するグループ会社間のシナジーを創出すると共に、M&Aを推進する。
