センコーグループホールディングス(GHD)は11月13日開催の取締役会で、丸運を非公開化の上で連結子会社化することを目的に、丸運の普通株式を公開買付けにより取得することを決議した。
丸運は、同日開催の取締役会で、公開買付けが開始された場合には賛同する意見を表明するとともに、株主に対して公開買付けに応募することを推奨する旨の決議を行った。
1株当たり949円で買い付けを行い、1761万3808株を取得する予定で、買い付け代金は167億1550万3792円を予定している。
2026年2月下旬を予定している公開買い付け成立後の株式の保有割合は、センコーGHDが11.87~61.77%(下表の「公開買付者」)、JX金属が38.23%、少数株主が49.90%以下となる。
下限である320万400株に満たない場合には応募株式の全部の買い付けを行わないが、非公開化の上で連結子会社化することを企図しているため、買い付け予定数の上限を設定しておらず、応募株券等の総数が買付予定数の下限以上の場合には、応募株券等の全部の買付け等を行う予定。
公開買付けが成立した場合、株式併合を通じて丸運の株主をセンコーGHDらのみとし、自己株式取得により最終的には議決権の保有割合をセンコーGHD80%、JX金属20%として、丸運をセンコーGHDの連結子会社とする。
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