ダイワコーポレーションは3月16日、定年再雇用人事制度を4月1日より改定すると発表した。
現在の制度との変更点は、「再雇用社員への期待、役割の明確化」、「評価制度を導入」、「定年再雇用人事制度ハンドブック」（等級制度・評価制度・給与制度）を作成の3点。
再雇用の条件面などを明瞭化することで定年後も安心して働ける環境を整える。また、定年を迎える前に今後のキャリアを自立、意識するきっかけにしたいとしている。
同社では2013年に策定し、3回改訂・施行している「定年再雇用規程」を使用しているが不明瞭な部分も多く、また、定年を迎える社員も60歳以降のキャリアについて会社に依存しているという現状があった。近年従業員の働きやすさ・働きがいの創出に注力しており、毎年定年を迎える社員がいることや今後社員の多数を占める団塊ジュニア世代が定年を迎えることも見据え、今回の制度改定に至ったもの。
新制度は再雇用社員の役割を明確化し、評価制度を導入。従前の規程に加えて等級制度や評価制度、給与制度を明記した「定年再雇用人事制度ハンドブック」を作成し、定年を迎える際の不安解消に努める。
