日本郵船は3月28日、三菱鉱石輸送の全株式を三菱商事、東京海上日動火災保険、三菱重工業から取得し、完全子会社化することついて合意したと発表した。
三菱鉱石輸送は当社が40.28％の持分を保有し、三菱商事・東京海上日動・三菱重工業と出資する合弁会社で、船舶管理業・船主業を主たる業務として、ばら積み船・自動車専用船・木材チップ専用船からなる合計17隻の船隊を保有している。
同社は、高品質な船舶管理ノウハウと船主業における豊富な知見を持つ三菱鉱石輸送の完全子会社化により、脱炭素化に向けた次世代燃料船導入などの課題に向け、同社グループ一体となって船舶管理体制を強化するとともに、ドライバルク事業のシナジーを追求し、機動的かつ付加価値の高い事業展開を進める。
■三菱鉱石輸送
本社所在地 : 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビルヂング5階
事業内容 : 1） 海運業 2） 船舶等の賃貸及び船舶管理業等
株主 : 日本郵船、三菱商事、三菱重工業、東京海上日動火災保険
