SBSホールディングスが5月12日に発表した2023年12月期第1四半期決算によると、売上高1190億6900万円（前年同期比10.5％増）、営業利益106億円（117.1％増）、経常利益105億2000万円（121.7％増）、親会社に帰属する当期利益68億110に0万円（114.9％増）となった。
セグメント別の物流事業の売上高は1047億3500万円（0.4％減）、営業利益は33億1900万円（27.7％減）となった。
主力の物流事業では、既存顧客との取引拡大に加え、高い物流機能を求める新規顧客の獲得や、EC物流の需要取り込み等に注力したが、企業間物流での海外事業の運賃下落や物量減の影響などにより、減収減益となった。
不動産事業の売上高は121億2200万円（2200.1％増）、営業利益は70億4400万円（2345.6％増）となった。
不動産事業については、横浜金沢物流センター（横浜市）の信託受益権の一部譲渡ならびに東扇島倉庫（神奈川県川崎市）の譲渡を実施したこと等により、大幅な増収増益となった。
通期は、売上高4570億円（0.3％増）、営業利益228億円（4.4％増）、経常利益223億円（4.2％増）、親会社に帰属する当期利益120億円（2.3％増）を見込んでいる。
