日本通運は5月31日、引越しサービスの「単身パック」についてサービス内容および料金を改定すると発表した。
改定の理由は、同社が燃油価格上昇をはじめ、原材料や人件費の高騰など、あらゆる費用の増加を吸収すべく、効率化・省力化・生産性向上への取り組みなど様々な対策を講じてきた。しかし、労働力人口の減少によるドライバー不足の顕在化、ドライバーの総労働時間の厳格化（2024年問題）など、物流業界を取り巻く経営環境はますます厳しい状況になっている。
このような状況のもと、安定的かつ良質な引越しサービスの提供を継続していくため、単身パックのサービス内容および料金を改定することとしたもの。
改定内容は、サービスラインアップを従来の「単身パック S」、「単身パック積んでみる 1.5m3」および付随する「別送品」を廃止し、「単身パック L」のみとする。
改定料金は１基あたりパック料金8000円増（税別）の改定とする。各種オプション料金は比較表を参照。
＜比較表＞
集配時間帯区分は3区分とする。A．9：00～13：00、B．13：00～18：00、C．フリー（9：00～18：00）。
実施日は2023年6月１日申込分より適用開始。
■単身パック販売対象エリア
https://www.nittsu.co.jp/hikkoshi/moving-s/tanshinpack-s-l/servicearea.pdf
