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ZAICO/物品のグルーピング機能で進んだ在庫把握・最適化

2023年05月31日/IT・機器

ZAICOは5月31日、同社が提供する在庫管理アプリのクラウド在庫管理ソフト「zaico」で、物品同士をグルーピングできる機能の提供を開始したと発表した。

<在庫データをグルーピング>
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グループ単位の在庫状況が可視化されることで、欠品や過剰在庫になりそうな物品をシステム上で検知することができ、発注の最適化と、それによる在庫最適化に効果が期待できる。

zaicoはシステム上、同一物品でも、保管場所やロットが異なる場合、別のデータとして扱う仕組みとなっていた。そのため、同一物品の総数などをzaico上で確認するには手間がかかり、ユーザーからも、物品同士をまとめた在庫管理機能を求める要望が多くあった。

今回の開発により、物品同士を任意の単位でグルーピングすることができるようになる。それにより、今までできなかったような、「グループ単位での総数を一覧で可視化」、「グループ単位での総数を基準にした発注点管理」、「グループ単位での予定フリー在庫数(理論在庫数)を一覧で可視化」等の在庫管理が可能になった。

この機能を活用することで、個品単位での管理では、見落としてしまいがちな欠品または過剰在庫になりそうな物品をシステム上で検知することができる。その結果、発注業務を最適化することができ、在庫最適化の実現にも繋げられる。また、zaicoの数量移動機能などと合わせて使うことで、グループ内での在庫の偏りを均すことができるなど、柔軟な在庫管理も可能。

また、この機能は、ZAICO社の掲げる「モノの情報を取得し、整理し、提供することで、社会の効率を良くする」の「モノの情報の整理」を促進する機能。zaicoに集まったモノの情報が、ユーザーにとって分かりやすく整理され、可視化されるこの機能により、さらなるモノの情報の活用、業務効率の向上が可能となる。

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