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イーロジット/人材確保へ短時間正社員制度導入、週2勤務からOK

2023年05月31日/SCM・経営

Eコマース領域におけるBPOサービス及びコンサルティングサービス・人材育成サービスを提供するイー・ロジットは5月31日、今年5月1日から短時間正社員制度を開始したと発表した、これまでフルフィルメントセンターでパートとして勤務していた2名が短時間正社員となった。

<人手不足が懸念されるフルフィルメントセンター(イメージ)>
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コロナ禍での物量増加や物流業界における2024年問題で、人手不足が懸念されている。物流を維持するためは、倉庫業務の効率化と「優秀な人材の確保・定着が重要」と同社。2023年2月からフルフレックス制度導入に取り組んでおり、さらに5月から柔軟な働き方の一つとして短時間正社員制度を導入することとなった。

同社の短時間正社員制度には、 月の所定労働時間65時間(週2日相当)、100時間(週3日相当)、130時間(週4日相当) 3つの勤務体系から選択が可能。フルフレックス制度の中で週の勤務基本日数・1日の基本労働時間をあらかじめ設定し、時間当たりの基本給および賞与は同種のフルタイム正社員と同等、その他福利厚生もフルタイム正社員と同等となっている。

同社は、物流センターを都心部を中心に展開しているが、その際、倉庫周辺に小学校が複数あるかということを新設の目安の1つとしている。「近隣の小学校に通うお子さんを持つ主婦の方々は、10年20年と⾧期的に働いてもらえるケースが多く、平均してスキルの高い人材になり、優秀な人材の確保・定着に繋がっている」ことが主な理由だ。

「短時間正社員制度」を導入したことで、キャリアアップを目指したり、ボランティアを行ったり、4月から解禁された副業に挑戦したりと、可能性が広がる。勤務時間の制限にかかわらず、能力のある人が活躍できる環境、人材の確保・定着、スタッフのワークライフバランスの実現を目指す。

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