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NTTロジスコ/JILS物流改善事例大会でポスターセッション選出

2023年06月05日/3PL・物流企業

エヌ・ティ・ティ・ロジスコ(NTTロジスコ)は6月5日、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が主催する全日本物流改善事例大会2023(2023年5月16・17日 開催)において、同、名古屋物流センターが「ポスターセッション事例」に選出されたと発表した。

<ポスターセッションの様子>
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改善事例のテーマは、3K職場からNEW-3Kへ。イノベーションは現場でも起こせる!~持続可能なケーブル分線業務に向けて~。

<ケーブル分線業務 左が改善前、右が改善後。人の通るスペースも確保されている>
20230605nttlogi2 520x198 - NTTロジスコ/JILS物流改善事例大会でポスターセッション選出

これまでケーブル分線業務は、従来、高度で職人的なスキルが求められる職場であり、新規採用者が業務を習熟するまでに、多くの時間を要していた。また、力を必要とする作業や、高所への物の配置など、体格や体力によっては働きづらい環境になっており、離職率の高さが課題だった。

今回の取組みでは、動画マニュアルを導入し、社員教育の平準化を図った他、倉庫内の5Sを徹底、電動カッターの導入等により、体力の多寡や体格によらず、誰もが働きやすい作業環境への改善を図った。その結果、作業者の定着率が向上し、性別や経験問わず、様々な人にとって働きやすい職場になった。

これらにより、『3K(きつい、汚い、危険)』から『 NEW-3K(きちんと、綺麗に、気分よく)』 へを提唱。

また、定着率については、誰もが働きやすく、働き甲斐のある職場へ、としている。そのため、「5S活動の徹底」、「教育の標準化(動画マニュアルの導入、荷扱い講習、危険個所安全手順講習)、環境整備(電動カッターの導入、空調整備)を実行するとしている。

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