本州四国連絡高速道路は6月5日、逆走検知システムを試行運用する区間で逆走が発生した場合、逆走車への警告及び順走車への情報提供を、スピーカー(音)、回転灯(光)、警告表示板(文字)の組合せにより実施すると発表した。
これまでは逆走が発生した場合、通報情報等をもとに道路情報板で逆走情報を提供していた。
開始日は7月3日から開始予定。区間は、神戸淡路鳴門自動車道(上り線、下り線) 東浦IC~北淡IC間、瀬戸中央自動車道 (上り線、下り線) 水島IC~児島IC間。
利用者へのお願いとして、逆走検知システムが検知した場合、順走車に対しては、回転灯が発光点滅し、サイレン音の後にスピーカー・表示板で「逆走車あり」と知らせる。(逆走車に対しては「逆走です」と知らせる)情報を見聞きしたときは、落ち着いた行動をとること。「急ブレーキ」「急ハンドル」は追突事故や衝突事故の原因となる。逆走してしまった時は、事故を防ぐため減速して、自分自身と周囲の安全を確保すること。
また、目的のICを過ぎてしまった場合は、高速道路上でバックやUターンはせず、そのまま走行し、次のICで降りること。次のIC出口では、料金所係員がいる一般レーンを利用し、料金所係員に申し出ること。目的のICまで戻れるように転回を案内するので、料金所係員の指示に従うこと、としている。