横浜市都筑区で開発を進めていた「LOGI FLAG COLD 横浜港北Ⅰ」が、6月16日に竣工し、関係者が参加した竣工式を行った。
開発事業主はJR西日本不動産開発とJR西日本プロパティーズ。霞ヶ関キャピタルは開発用地のソーシングと企画立案を行い、プロジェクトマネジメント業務を受託している。コンストラクションマネジメントはH&K建築事務所、設計施工は熊谷組。テナントも日本ロジテムへの1棟貸しがすでに決まっている。
竣工式に参加した、日本ロジテムの中西弘毅社長は「以前から顧客の冷凍冷蔵需要の要望が数多くあったことから、対応しようと考えていた。この場所は立地もよく、従業員獲得等、首都圏展開では有利な場所だったことが大きかった」と決定の要因を語った。
「LOGI FLAG COLD 横浜港北Ⅰ」は東名高速道路「横浜青葉IC」から約3㎞、第三京浜道路「港北IC」から約5㎞と大型消費地に近く、横浜市営地下鉄グリーンライン「川和町駅」から徒歩10分程度と従業員確保に有利な立地となっている。
建物の構造は、耐火構造の鉄骨造地上4階建て、延床面積1万1499.07m2で環境に配慮した自然冷媒による冷凍冷蔵倉庫となっている。また、建物の一部において冷凍・冷蔵倉庫としての運用も可能となる区画を設けており、+5℃~-25℃まで幅広い温度帯に対応できる汎用性の高い仕様としている。
■概要
名称:LOGI FLAG COLD 横浜港北Ⅰ
住所:神奈川県横浜市都筑区川和町280
敷地面積:2938.54m2
延床面積:1万1499.07
用途地域:工業地域
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