いすゞ自動車は8月3日、小型トラック「エルフ」のリコールを国土交通省に届け出た。対象は、45型式で合計6137台。
排出ガス発散防止装置(ドージングコントロールユニット、DCU)の制御プログラムが不適切なため、イグニッションキーオン時の異常表示装置(MI)の点灯/点滅の作動が設計意図と不一致となっている。そのため、保安基準第31条の細目告示第41条別添48の車載式故障診断装置(ディーゼル重量車J-OBDII)の技術基準を満足しない。
改善措置として、全車両のDCUのプログラムを対策プログラムに修正する。
不具合の発見は社内情報によるもの。現時点の不具合件数は0件で事故は発生していない。
■型式等は下記URLを参照
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001622169.pdf