住友倉庫が8月4日に発表した2024年3月期第1四半期決算によると、売上高466億7800万円(前年同期比32.7%減)、営業利益33億4200万円(75.1%減)、経常利益51億5900万円(65.1%減)、親会社に帰属する当期利益35億1800万円(70.0%減)となった。
セグメント別の物流事業全体の売上高は441億4000万円(8.3%減)となり、これに伴い、営業利益は35億5700万円(3.6%減)となった。
倉庫業では、機械部品等の取扱いが増加し、また、保管残高も好調に推移したことから、倉庫収入は78億700万円(4.1%増)となった。港湾運送業では、一般荷捌の取扱いが減少したことから、港湾運送収入は77億3800万円(1.5%減)となった。国際輸送業では、高騰していた海上運賃相場の下落、また、海外子会社における取扱減少等により、国際輸送収入は134億5700万円(24.4%減)となった。陸上運送業及びその他の業務では、情報システム子会社における業務が好調に推移したことなどから、陸上運送ほか収入は151億3700万円(1.1%増)となった。
通期は、売上高2000億円(10.7%減)、営業利益145億円(44.4%減)、経常利益181億円(37.8%減)、親会社に帰属する当期利益124億円(44.8%減)を見込んでいる。
住友倉庫 決算/4~6月の売上高0.6%減、営業利益4.4%減