セイノーホールディングスは8月28日、経営企画室内に「インテリジェンスチーム」を8月中旬に発足させたと発表した。
＜インテリジェンスチームが発足する経営企画室の様子＞
同社は本年度から、中長期の経営の方向性である「ロードマップ2028」に基づき、成長性、収益性、資本効率のバランスが取れた施策展開を推進している。一方、コロナ禍や、ロシアによるウクライナ侵攻、少子高齢化や物価高騰など、複雑に絡み合う経済状況により事業環境が目まぐるしく変化をする中で、従来の需要予測方法では正しい見通しが立てられない状況となっている。
この様な中、正確なマーケット動向に基づいた客観的な分析を行い、その分析数字に基づく先読みした戦略の立案が不可欠であると考えた。
そこで今般、ビジネス・インテリジェンス機能である、インテリジェンスチームを発足させ、経済や荷主、物量の動向等を多角的に把握・予測し、「ロードマップ2028」の早期達成を目指すべく、戦略への反映を推進。また、結果についても高精度で分析することで、投資家をはじめとしたステークホルダーに対し、より明確な説明を行っていく、としている。
インテリジェンスチームのメンバーは、社内の財務・経理部門や営業部門と密に連携をとっていくのは勿論のこと、分析力を武器とする外部企業、経済研究機関等との連携も視野に入れている。
