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商船三井/メタノール二元燃料新造ばら積み船の定期用船契約合意

2023年09月20日/SCM・経営

商船三井のグループ会社である商船三井ドライバルクは9月11日、神原汽船と同社が発注・保有するメタノール二元燃料新造ばら積み船の定期用船契約に基本合意した。

<メタノール二元燃料新造ばら積み船のイメージ図>
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この船は2027年に竣工予定。

この船が主に使用する燃料としては、回収された二酸化炭素と再生可能エネルギーを利用して製造された水素を合成して生成されるeメタノールやバイオガス由来のバイオメタノールを想定している。これら非化石原料由来のメタノールを活用することで、重油を燃料とする在来型同型船と比較し、温室効果ガス排出量の大幅な低減を図る。

また、この船は様々な航路を想定して、必要な航続距離を確保できるメタノールタンク容量を設定しつつ、カーゴスペースも最大限活用できる仕様。主な投入先航路として、北米東岸から欧州・英国向け、太平洋域内のバイオマス燃料輸送や南米東岸・米国ガルフ積み欧州・極東向けの穀物輸送などを想定している。

■定期用船契約の概要
船主:神原汽船100%出資子会社
用船者:商船三井ドライバルク
用船期間:2027年~
■新造メタノール二元燃料ばら積み船の概要
全長:約200.00m
幅:約32.25m
喫水:約13.80m
載貨重量:約6万5700MT
載貨容積:約8万1500m3
建造造船所:常石造船

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