サカイ引越センターは11月7日、滋賀大学との共同研究成果「引越事業から得られる地理情報による地域課題抽出~地域課題抽出に向けての人流情報の可視化~」を、11月1日に公表したと発表した。
成果発表では、同社から滋賀大学に提供した引越情報に含まれる郵便番号情報をもとに、1.滋賀県への流入地域の濃淡(大小)による可視化、2.引越情報に加えて公共設備(駅等)や行政区域などの情報を統合的に見える化することによる居住地区の特徴の把握、3.彦根市を対象として居住誘導区域と洪水浸水想定区域からみた転入者の状況把握、などの研究成果を説明した。
今後は、官民データを組み合わせ、1.引越データと組み合わせた価値創造&新事業創出、2.空き家情報、移住情報などと組み合わせた政策分析、を行う予定。引き続き、産学官が連携していくことにより地域社会の課題解決にも協力していくとしている。
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