大運が11月13日に発表した2024年3月期第2四半期決算によると、売上高40億2800万円(14.2%減)、営業利益1億1300万円(21.5%増)、経常利益1億4500万円(35.8%増)、四半期純利益2億1900万円(197.6%増)となった。
同社では、海上運賃下落の影響や円安の影響下で在庫調整やコロナ需要の一巡等もあり、輸入貨物の荷動きが弱い状況で推移し売上高は減少したが、事務処理の効率化等経費の削減に努め、営業利益は増益となった。
セグメント別では、主要の港湾運送事業では、売上高(セグメント間の内部売上高または振替高を除く)は39億2196万2000円(14.0%減)となり、全セグメントの97.3%を占めている。セグメント利益は2億5972万3000円(15.6%減)となった。
自動車運送事業では、輸入関連の荷動きが低迷した影響を受け、売上高(セグメント間の内部売上高または振替高を除く)は1億444万7000円(21.6%減)となり、全セグメントの2.6%を占めている。セグメント利益は83万7000円(92.0%減)となり、これは燃料費等諸コスト高騰の影響によるものとしている。
通期は、売上高78億円、営業利益2億円(22.1%増)、経常利益2億5000万円(9.3%増)、当期純利益2億6000万円(18.4%増)を見込んでいる。
川西倉庫 決算/4~6月の売上高0.8%減、営業利益21.1%減