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ヤマタネ/ショクカイの株式73.67億円で取得し子会社化

2023年11月15日/SCM・経営

ヤマタネは11月14日、ショクカイの子会社化について、取得価額が確定したと発表した。

取得価額はショクカイの普通株式が72億7100万円、アドバイザリー費用等が9500万円の合計73億6700万円となった。

既に8月29日付でショクカイの株式取得(子会社化)については決定していたが取得価額が未定だった。

ショクカイは冷凍食品を中心とした弁当給食向け業務用食品の卸売事業では業界トップシェアを誇り、食品メーカー等との強固な仕入基盤、顧客ニーズに対応した商品開発力に加え、効率的な物流の実現により価格競争力のある商品を北海道から九州・沖縄まで多くの取引先へ安定的に供給している。また、食材の仕入では食品ロスの削減に積極的に取り組んでおります。さらに、周辺領域における事業強化・拡大を目指し、高価格帯商品の開発やデリカ事業の強化、食材宅配事業向けの冷凍弁当・ミールキット向け食材等の取扱い拡大に取り組んでいる。

ヤマタネでは、ショクカイへの資本参加を行うことにより、グループで、新たなソリューションの実現が可能となり、食品セグメントで掲げている「産地の続くを支える」においても、ショクカイのもつ全国の販売網は大きく貢献できるものと考えている。また、ショクカイのデリカ事業においては、同社の取引先である量販店等の事業の強化、拡大に資するサービスを提供できるものと期待している。両社が相互に持つ経営資源を最大限に活かし、それぞれの事業領域の拡大とサプライチェーンの強化に取り組むことで、グループの目指すバリューである「社会に安心と安全、効率性を提供する」の実現を図り、地域社会や地球環境を含む全てのステークホルダーに対し長期的な価値を創出していくとしている。

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