ヤマタネが11月7日に発表した2026年3月期第2四半期決算によると、売上高431億7600万円(前年同期比12.8%増)、営業利益37億3600万円(150.9%増)、経常利益36億4000万円(154.5%増)、親会社に帰属する当期利益25億5500万円(161.9%増)となった。
セグメント別では、物流カンパニーの売上高は124億7600万円(1.0%減)だった。これは、国際業務において、海外引越を中心として取扱件数は前年同期を上回ったが、国内業務において、倉庫事業で一部荷主の失注(営業活動で顧客に提案したものの、最終的に契約や受注に至らなかった状態)があったもの。
一方で、営業利益は、庸車費用等の外注コストや人件費増の価格転嫁が進んだことに加えて、取扱量に応じてリソースを適切に配分したこと、前年6月に竣工した本牧埠頭新倉庫の不動産取得税の計上がなくなったこと等により、10億7000万円(26.0%増)となった。
通期は、売上高937億7000万円(15.9%増)、営業利益57億1000万円(51.1%増)、経常利益51億3000万円(40.5%増)、親会社に帰属する当期利益49億4000万円(59.8%増)を見込んでいる。
ヤマタネ 決算/4~6月の売上高18.6%増、営業利益302.8%増