住友倉庫が2月7日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高1407億3400万円(前年同期比20.9%減)、営業利益102億8300万円(53.9%減)、経常利益140億3100万円(44.8%減)、親会社に帰属する当期純利益92億1600万円(51.8%減)となった。
物流事業の売上高は、1325億1400万円(12.0%減)となり、営業利益は102億9300万円(14.1%減)となった。
このうち倉庫業では、機械部品等の取扱いが増加し、また保管残高も概ね堅調に推移したことから、倉庫収入は235億8200万円(3.4%増)となった。
港湾運送業では、米国における在庫高止まりや中国の生産及び消費の回復の遅れ等により、一般荷捌及びコンテナ荷捌の取扱いが減少したことから、港湾運送収入は232億1500万円(5.6%減)となった。
国際輸送業では、高騰していた海上運賃相場が下落したこと、加えて国際一貫輸送及び航空貨物輸送並びに海外子会社における取扱いがいずれも減少したことから、国際輸送収入は392億4200万円(31.3%減)となった。
陸上運送業及びその他の業務では、情報システム子会社におけるシステム開発等の業務が好調に推移したことやeコマース関連輸送の取扱いの増加などから、陸上運送ほか収入は464億7300万円(1.1%増)となった。
通期は、売上高1900億円(15.2%減)、営業利益137億円(47.5%減)、経常利益173億円(40.6%減)、親会社に帰属する当期純利益120億円(46.6%減)を見込んでいる。
日本ロジテム 決算/4~6月の売上高1.3%増、営業利益53.0%減