プロロジスは3月4日、「NIKKEI 脱炭素アワード 2023」（日本経済新聞社主催）プロジェクト部門で奨励賞をサッポロ不動産開発、デジタルグリッドと共同で受賞したと発表した。
＜「NIKKEI 脱炭素アワード 2023」奨励賞＞
プロロジス、サッポロ不動産、デジタルグリッドが契約したバーチャルPPAにより、脱炭素社会実現を推進する内容が評価されたもの。
審査委員会は東京大学 未来ビジョン研究センター教授や自然エネルギー財団 常務理事などの計8人で構成されており、安心・安全な持続可能な脱炭素社会実現にいかに貢献するかという観点で審査が実施された。重視されたのは次の8項目。
1.地域の資源や多様な自然条件・社会条件をいかした地域の脱炭素化の実現
2.エネルギーシステムの脱炭素化の加速、エネルギーシステムの根本的転換
3.供給側に限らず、需要側の分散型エネルギーリソースを統合・活用する取り組み
4.住宅・建築物の脱炭素化
5.森林や生物多様性など自然資本の保護と持続可能な利用の促進、自然共生社会の実現
6.脱炭素社会への移行を支える金融システム・制度のあり方、脱炭素社会への移行を促進する商品・サービスの開発
7.企業の情報開示（ディスクロージャー）を促進する取り組み
8.脱炭素社会やサーキュラーエコノミー（循環経済）の実現につながる消費や生活の転換を促す商品・サービスの開発
なお、「NIKKEI脱炭素アワード2023」は、2023年10～11月に募集が行われた。応募は「プロジェクト部門」、「政策提言部門」、「研究部門」に分けられ、「プロジェクト部門」で大賞１件、奨励賞5件が選ばれた。「政府提言部門」、「研究部門」では選出がなかった。
