SBSホールディングス(HD)は4月3日、同社が提供するECプラットフォームサービス「EC物流お任せくん」が、SUPER STUDIOが提供する統合コマースプラットフォーム「ecforce」とシステム連携を開始したと発表した。
「ecforce」は、テクノロジーとデータを活用して“ビジネス全体”を最適化する統合コマースプラットフォーム。オンラインとオフラインのデータを統合管理し、ECビジネスの最適化だけでなく、ものづくりのビジネス全体を最適化することを目指している。
SBSグループは、「ecforce」の継続的なビジネス成長を実現できる体制に着目。EC構築後の売上の向上から業務効率化までをワンストップで支援する。
具体的なメリットとしては、EC構築時、「ecforce」に登録した商品データを自動連携することで、スピードと正確性を向上する。また、構築後も新商品の追加登録時に自動連携されるので、運用リソースを削減することができる。
さらに受注~出荷対応まで、日次運用の業務効率化 受注データと出荷実績データを、それぞれ任意の設定スケジュールで自動連携する。これにより手動でのアップロード対応が不要となり、日々の運用負担を軽減する。受注から発送までの工数が削減されることで、出荷のリードタイム短縮にもつながる。
この仕組みは、2024年2月に稼働を開始した「EC物流お任せくん」の大規模戦略拠点「EC野田瀬戸物流センター」でも利用可能で、「ecforce」を利用するEC事業者の事業拡大に寄与していく考えだ。
■システム連携概要
連携方式:API認証
連携内容:商品マスタ連携(商品データ取得)、出荷指示連携(受注データ取得)、出荷実績連携(受注データ更新)
連携方法:「ecforce」のユーザー情報(アカウント・パスワード)を用いて「EC物流お任せくん」にログインし、連携スケジュールを指定するだけで、両システムの自動連携がスタートする。
※提供開始日2023年9月
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