エーアイテイーが4月15日に発表した2024年2月期決算によると、売上高514億円(前年同期比26.0%減)、営業利益43億2800万円(18.1%減)、経常利益45億3600万円(19.1%減)、親会社に帰属する当期利益29億8900万円(18.9%減)となった。
日本における売上高は、運賃水準の下落と取扱高の減少の影響で438億3700万円(26.9%減)と前年同期を下回った。営業利益は、売上総利益率の改善効果とDXの推進等により人件費や事業活動における費用の抑制に努めたことで35億4800万円(21.5%減)となり、売上高よりも減少率は縮小した。
中国では、日本向け貨物の取扱量が減少したことで、中国国内での輸送関連の収益機会も減ることとなり、その結果、中国における売上高は64億3200万円(19.2%減)となった。一方で、売上総利益率の改善と収益性向上に向けての取り組みが奏功し、営業利益は6億400万円(12.1%増)となった。
次期は、売上高556億円(8.2%増)、営業利益45億円(4.0%増)、経常利益47億5000万円(4.7%増)、親会社に帰属する当期利益32億4000万円(8.4%増)を見込んでいる。