エーアイテイーが4月14日に発表した2025年2月期決算によると、売上高556億3800万円（前年同期比8.2％増）、営業利益40億7300万円（5.9％減）、経常利益45億3200万円（0.1％減）、親会社に帰属する当期利益30億4700万円（2.0％増）となった。
セグメント別では、日本の売上高は、海上運賃の上昇基調と円安が進む中で精力的な営業活動を展開し、471億4300万円（7.5％増）と前年同期を上回った。一方で営業利益は、6月以降の海上運賃の上昇による売上総利益率の低下と人件費などの増加により、31億8500万円（10.2％減）となった。
中国では、4月以降で日本向け貨物の取扱が安定したことで、中国国内の輸送関連の収益確保につながったほか、円安による円貨換算額の増加が収益を押し上げる要因となったことで、売上高は68億6900万円（6.8％増）となった。また、営業利益は、売上総利益率の改善に加え、費用の削減や抑制にも取り組み、6億7800万円（12.4％増）となった。
通期は、売上高600億円（7.8％増）、営業利益43億円（5.6％増）、経常利益46億7000万円（3.0％増）、親会社に帰属する当期利益31億7000万円（4.0％増）を見込んでいる。
エーアイテイー 決算／3～11月の売上高6.1％増、営業利益5.9％減
