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CRE/大型倉庫の市況、九州で受給ともに過去3年間で最大

2024年05月10日/調査・統計

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シーアールイーは5月9日、賃貸倉庫の市場動向をまとめた「倉庫・物流不動産 マーケットレポート(β版)Ver. 202403」を発行した。

<空室率エリアマップ>
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レポートの要約によると、大型倉庫の市況は、首都圏で底堅い需要が継続するものの、既存物件の消化が先行した結果、空室率は8.76%となり、前四半期比で0.68ポイント上昇した。

関西圏では、新規供給による未消化が生じながらも、旺盛な需要で空室率は3.04%と0.84ポイント低下した。

九州では、需給ともに旺盛で直近3年で最大となるも、需要が勝り空室率は6.68%と0.09ポイント低下した。

中部では、需要が底堅いものの供給が継続しており、空室率は15.92%と3.46ポイント上昇した。

また、首都圏の中小型倉庫については、老朽化に伴う退去・再開発が継続しているものの、空室率は0.93%と低調に推移している。

同レポートは、四半期ごと(1-3月、4-6月、7-9月、10-12月)に発行しており、賃貸大型倉庫(1万m2以上)を中心に首都圏、関西圏、九州、中部エリアの市場動向をまとめている。また、約1300物件、約47万坪(2023年10月末時点)のマスターリース物件の管理運営を行っている同社のデータベースをもとに、賃貸中小型倉庫(1000坪未満/同社管理のみ)の情報も掲載している。

■「倉庫・物流不動産 マーケットレポート(β版)」(会員登録必要)
https://www.logi-square.com/column/detail/240509

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