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東部ネットワーク 決算/3月期の売上高は4.3%増、運賃交渉難航

2024年05月14日/決算

東部ネットワークが5月14日に発表した2024年3月期決算によると、売上高103億400万円(前年同期比4.3%増)、営業利益3億1500万円(26.9%減)、経常利益4億100万円(16.1%減)、親会社に帰属する当期利益7800万円(80.9%減)となった。

セグメント別では、貨物自動車運送事業の売上高は、関連業務の荷役・保管作業収入を含め、93億8776万3000円(4.6%増)となり、営業利益は2億5264万2000円(24.0%減)となった。

このうち、飲料輸送およびその他の一般貨物輸送は、2024年問題に向けた荷主の物流合理化対策などが進み、オーダー量が減少したほか、運賃改定の交渉が難航し収益に影響を及ぼす状況となった。

セメント輸送については公共工事や復興需要があり、微増となった。3PLに関しては対象となる倉庫が満床稼働を維持しており、引き続き安定的な収益を確保している。

また前第4四半期連結会計期間から取り込んでいる産業用ガス輸送は売上増に寄与している。

次期は、売上高110億300万円(6.8%増)、営業利益3億9700万円(26.1%増)、経常利益4億5400万円(13.1%増)、親会社に帰属する当期利益2億9500万円(273.9%増)を見込んでいる。

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