東部ネットワークが8月8日に発表した2026年3月期第1四半期決算によると、売上高25億3900万円(前年同期比6.7%減)、営業利益5500万円(30.5%減)、経常利益1億200万円(4.7%減)、親会社に帰属する四半期純利益1億3300万円(前期は7100万円の損失)となった。
セグメント別では、貨物自動車運送事業の売上高は、関連業務の荷役・保管作業収入を含め、23億634万9000円(7.6%減)となり、営業利益は、産業用ガス輸送従事者育成の初期投資などを含め8089万円(15.7%増)となった。
その内訳は、飲料輸送及びその他の一般貨物輸送につきましては、オーダー量の減少と運賃交渉の面で苦戦が続いた。特殊貨物輸送は、乗務員の教育が順次終了していき乗務が開始されたことにより取扱量が徐々に増加してきた。3PLは、一部空床が発生しているものの安定的な稼働により貨物自動車運送事業を大きく牽引している。トランスポートサービス(配車サービス)は、運賃面で苦戦が続いており計画以上に取扱量が減少している。
通期は、売上高112億4300万円(8.4%増)、営業利益3億8400万円(105.6%増)、経常利益4億5300万円(81.1%増)、親会社に帰属する当期利益2億9800万円(182.1%増)を見込んでいる。
鴻池運輸 決算/4~6月の売上高6.7%増、営業利益3.5%増