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日本梱包運輸倉庫/物流環境大賞で特別賞を受賞

2024年07月08日/3PL・物流企業

日本梱包運輸倉庫は、日本物流団体連合会が主催する「第25回物流環境大賞」において、「特別賞」を受賞した。

<表彰式での稲垣啓太執行役員(右側)>
20240708nikkon - 日本梱包運輸倉庫/物流環境大賞で特別賞を受賞

この受賞では、北関東から広島県間の自動車用部品輸送について、大型トラックによる輸送から、ダブル連結トラックでの輸送に転換し、車両運行台数を削減する事によってCO2排出量を削減し、更に鉄道のような緻密な運行ダイヤを組み、乗り継ぎ運行を定期化することで従事乗務員数と運転時間を削減したことが高く評価されたもの。

栃木県足利市~東広島間の長距離輸送について、日々大型車4~5台が必要となっており、車両手配面や環境への負荷が課題となっており、取引先より同社の太田営業所が相談を受けた。

そこで大型車を21mダブル連結トラックに変更し、更に長浜営業所経由か神戸営業所経由を中継点とした2ルートを構築し、乗り継ぎ運行を定期化することで乗務員の運転時間の削減と積載率の向上、CO2排出量の削減に成功した。

ダブル連結トラックの導入前は大型トラック12台と乗務員12人が毎日必要だったが、ダブル連結トラックを導入することによって車両数は半分の6台、乗務員も4名減の8名となった。

2022年4月から2024年1月の運行実績に基づきCO2排出量を計算した結果、28%の削減となった。

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