三菱倉庫は6月21日、神戸支店国際輸送事業第一課課長を講師として神戸大学海洋政策科学部で「国際物流」について講義を行った。
講師派遣は社会貢献活動の一環として2021年から継続している。
講義を行ったのは、「海事実務概論-1」の授業で、将来海事産業で働く姿をイメージするために有意義な情報を提供することを目的とした講座。これまでの講義はコロナの影響を受けオンライン形式で実施していたが、今年は対面での講義を行い、学生約200名が受講した。
講師は国際物流についての基礎的事項に加え、独自の温室効果ガス(GHG)算定システム「Emission Monitoring Cargo Route Finder」等、国際物流におけるDXの取組みについても説明した。
講義終了後の質疑応答では、講師の海外勤務経験に関連して「海外駐在時代に感じた日本との違い」や、「コロナ前後で貨物構成に変化はあるか」などの質問が寄せられた。