日本物流団体連合会(物流連)は9月30日、物流業界の魅力を感じてもらおうと、就職活動を控える大学生向けに「物流業界セミナー&座談会」をWebで開催した。
イベントには、大学3年生6人が参加。まず物流連から「物流業界の現状と未来、求める人材像」と題し、業界の基礎知識を理解できるよう講義した。
物流産業の概要や物流企業の分類など説明した後は、物流連のメンバー3人が登壇。物流の仕事や就職活動などに関する質問を学生から受けながら、ざっくばらんに座談会形式で話した。
学生からは「なぜ物流業界、物流会社を選んだのか」「入社後に必要な資格やスキルは」「今後の物量業界の展望は」などさまざまな質問が出て、イベント終了後には「物流業界への関心と志望度が高まった」との声も寄せられた。
なお、物流連は毎年、学生向けに夏は「物流業界研究Webセミナー」、冬は「物流業界合同説明会」を開いているが、今回のセミナーと座談会は初めて。
今後は月1~2回、定期的に開催し、物流業界で活躍する人材の獲得と育成を目指すという。