GLP財団は10月4日、千葉県南房総市にて米づくりボランティア活動を実施したと発表した。
GLP財団は、「地域共生」と「環境保全」を事業の柱とし、様々なボランティア活動を行っている。今回の米づくりボランティア活動は、環境保全への取り組みの一環で、農業従事者の高齢化や後継者不足、また国内食料自給率の低さといった社会問題に対する理解を深めるとともに、課題解決に向けた取り組みとして推進されており、今年で2度目の実施となった。
今年の米づくりボランティア活動は、昨年に続き千葉県南房総市の田んぼ(約16 反/1万6000m2)で行われた。4月の田植えから始まり、夏の草刈りを経て、8月に実施した稲刈りには、総勢約100名のボランティアが参加し、成長した稲約5700kg 相当を収穫した。収穫した米のうち約1500kgは、特定非営利活動法人セカンドハーベスト・ジャパンを通じて児童養護施設や母子支援施設などに寄付される予定だ。
なお、GLP財団は、自然環境および国土の保全を図り、地域の経済・雇用、教育・文化等の振興や発展を通じて、多様で豊かな未来を実現することを目的として2022年3月に設立された。GLP財団の助成事業では、この目的に共感し活動する団体を支援している。
今後もGLP財団は、自然環境や地域社会との共生・共創を目指し、継続的な社会貢献活動を積極的に推進していくとしている。
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