丸運が11月8日に発表した2025年3月期第2四半期決算によると、売上高225億6800万円（前年同期比1.8％増）、営業利益4億9600万円（164.7％増）、経常利益5億5700万円（119.6％増）、親会社に帰属する当期純利益5億900万円（307.6％増）となった。
セグメント別の貨物輸送では、アルミ材輸送及び流通加工業務の取扱減等による減収要因があったものの、運賃・料金改定の進展による収支状況の改善及び鉄道コンテナ輸送での取扱増等により減収増益となった。これらの結果、売上高は110億9100万円（1.5％減）、経常利益は前年同期から１億6500万円増の2億3800万円となった。
海外物流は、海外事業が中国国内での日欧系自動車メーカーの販売不振により、主要顧客の輸送量が減少したものの、国際事業での航空運賃の高騰や半導体需要の回復に伴う輸出量の増及び料金改定等により、増収増益となった。これらの結果、売上高は27億6800万円（7.4％増）、経常損益は前年同期から1300万円増の700万円の損失となった。
通期は、売上高453億円（0.7％増）、営業利益9億円（76.7％増）、経常利益101000万円（43.3％増）、親会社に帰属する当期純利益7億5000万円（80.1％増）を見込んでいる。
岡山県貨物運送 決算／4～9月の売上高1.0％増、営業利益42.5％増
