カインズは11月26日、5つの自治体と「災害時等における物資供給等に関する協定」を締結したと発表した。
<カインズ 植木俊行 理事 コーポレートサポート本部長 兼 くみまち渉外責任者(左)と和歌山市 尾花正啓 市長(右)>
協定は3回に分かれて行われており、11月1日には茨城県古河市、千葉県富里市、東京都西東京市と、11月8日には山梨県と、11月26日には和歌山市と、それぞれ締結している。
この協定は災害時に地域の人々の生活の安定を図るため、それぞれの自治体とカインズが相互に協力して生活物資等の供給を行うことについて定めたもの。
万が一、生活物資等が必要になる場合は、カインズが各自治体の要請に応じて、近隣の当社の物流拠点から、日用品等の生活必需品や災害時の応急対策に必要な物資を供給する。さらに、近隣の店舗からも状況に応じて物資を供給し、避難生活のサポートを行う。
カインズは、2021年10月に策定した地域共生を志向する「くみまち構想」において、防災・災害対応を、日本の地域やくらしが抱える様々な課題を分類した「くみまち15の共創価値領域」の1つとして位置付け、災害関連の協定を締結するなど、全国の自治体と様々な取り組みを進めている。今回の5協定を含めると、カインズが全国の自治体等と締結する災害関連の協定数は238となる。
カインズは今後も「まちのライフライン」として、安全・安心なくらしの実現に貢献していくとしている。
■今回締結した協定の詳細
自治体 | 協定締結日 | 協定名称 |
茨城県古河市 | 2024年11月1日 | 災害時における生活物資の供給協力に関する協定 |
千葉県富里市 | 2024年11月1日 | 災害時における物資の供給協力に関する協定 |
東京都西東京市 | 2024年11月1日 | 災害時における生活物資等の供給協力に関する協定 |
山梨県 | 2024年11月8日 | 生活必需物資等の調達に関する協定 |
和歌山市 | 2024年11月26日 | 災害時における生活物資の供給協力に関する協定 |
カインズ/P&Gとトラックの帰り便を活用した共同輸送を本格展開