川崎汽船は11月29日、DX戦略推進とセキュリティ強化を目的としたグローバルITカンファレンスを11月中旬に2日間開催したと公表した。
主要拠点11か国・地域から21人のIT、DX専門家集団が来日し、川崎汽船のCIO(チーフインフォメーションオフィサー)やデジタライゼーション戦略グループ、ケイラインビジネスシステムズ社の関係者ら総勢42人で議論した。
5600人超のグループ従業員が安心して働ける強固なITインフラや、顧客に信頼される高度なセキュリティ対策などについて、ワークショップなども行った。
国・拠点によって業態やITの規模はさまざまだが、ITとDXの成果を共有することで安全・環境・品質の発展を支えていきたいという。
川崎汽船は中期経営計画でデジタライゼーション推進を掲げており、海運のプロとしてITとDXの分野からも企業価値向上・社会課題の解決に貢献する姿勢だ。