ライナフは11月29日、同社が提供する「スマート置き配」が旭化成不動産レジデンスの賃貸管理物件に導入されたことを発表した。
スマート置き配とは、共用エントランスにライナフの提供する「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を設置することで、オートロック付きのマンションでも置き配ができるようになるシステム。
導入の背景には、EC市場の成長に伴う荷物の増加によって宅配ボックスだけで荷物を受けきれない現状があり、受け取り方法の選択肢として「置き配」を増やすことでマンション内の再配達を減らす目的がある。重量のある荷物の玄関前受け取りなど、入居者の利便性向上も図っていくという。
2024年12月末までに、旭化成不動産レジデンスが管理するオートロック付きの賃貸マンション900棟(1万3000戸)での導入を予定しており、今後も拡大導入していく。
ライナフは「スマート置き配」を提供することにより、入居者の利便性向上のみならず、再配達減少による「物流の2024年問題」など社会課題に取り組むとしている。
東京都住宅供給公社/オートロック付きJKK住宅で「スマート置き配」導入