いすゞ自動車と東京大学は1月8日、いすゞからの寄付金10億円をもとに、東京大学が大学院工学系研究科(研究科長:加藤泰浩)内に「トランスポートイノベーション研究センター」(センター長:高橋浩之 大学院工学系研究科教授[予定])を開設する。
本郷キャンパスの安田講堂で開催した合同記者会見で、いすゞの片山正則会長CEOは、「『運ぶ』のイノベーションを持続的に起こしていくには、いすゞだけでなく、より幅広い分野、多面的な視点を取り入れていかなければならないという思いを強く抱くようになった。共創を検討する中で東京大学からお声がけをいただき、新しい研究の取り組みができないか協議してきた」と経緯を説明。
持続可能な形でアカデミアの観点から社会課題解決の糸口を見つけること、未来の「運ぶ」をカタチづくること、人財を育成することの3点を期待すると語り、「日本の物流問題の変革をけん引し、『運ぶ』のイノベーションを創造し続けたい」と述べた。
■詳細はトラックニュース参照
いすゞ/東京大学へ10億円寄付、「運ぶ」イノベーション創造に期待