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JICA/ジャカルタ首都圏の物流機能強化で834億800万円の借款貸付契約

2025年01月15日/国際

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国際協力機構(JICA)は1月14日、インドネシアのジャカルタで、同国政府との間で、「パティンバン港開発事業(第三期)」を対象として、円借款貸付契約(Loan Agreement: L/A)に1月10日に調印したと発表した。

<署名式の様子>
20250115jica - JICA/ジャカルタ首都圏の物流機能強化で834億800万円の借款貸付契約

調印した円借款貸付契約が対象とする事業はパティンバン港開発事業(第三期)で対象地域はインドネシア共和国(西ジャワ州スバン県パティンバン)。

この事業は、ジャカルタ首都圏東部パティンバンに新港(コンテナターミナル、自動車ターミナル等)を建設することにより、首都圏の物流機能強化を図り、もってインドネシアの投資環境改善を通じた更なる経済成長に寄与するもの。

事業は、先行開港区(Phase1-1)及びそれ以外Phase1-2)に分かれている。Phase1-1(完工済)はコンテナターミナル10ha・自動車ターミナル22.4haの建設、防波堤・外周護岸、泊地・航路浚渫、アクセス道路(約8.1km)の建設、既存桟橋の延長、連絡橋(約1.0km)の建設。Phase1-2は、コンテナターミナル64ha・自動車ターミナル13.7haの建設、泊地・航路浚渫等。コンサルティング・サービス(詳細設計、入札補助、施工監理等)。

実施機関は、運輸省海運総局が事業全体の統制、港湾工事、用地取得・住民移転、維持管理等を担う。アクセス道路の建設工事については、運輸省海運総局の管理の下、公共事業省道路総局が所管。

事業の完成予定時期は、2028年(施設供与時を以て事業完成)。

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