NTTロジスコは1月30日、医療機器業界向け在庫診断サービスの提供を開始したと発表した。
医療機器の物流は、製品サイズのバリエーションが豊富なことや、「長期貸出」や「短期貸出」など特有の販売方法により、過剰在庫になりやすい状況にある。
医療機器の製品価格が高額なため、過剰在庫が経営に大きなダメージを与えやすく、在庫の適正化は企業において優先事項となっている。
そこでサービスでは、医療機器業界特有のビジネス慣習に合わせ、多角的なデータ分析に基づいた在庫水準の設定、医療機器ごとの在庫数を評価する。
評価結果を踏まえて在庫過不足の根本原因を特定し、具体的な改善策の提案により、在庫適正化にもつなげていくという。
なおサービスは「在庫の現状把握」「在庫の適正水準値の設定」「在庫の過不足評価」「在庫過不足の原因特定」「改善策のご提案」の5段階で実施し、在庫削減、欠品防止、物流コスト削減、顧客満足度向上といった効果を見込めるとしている。
NTTロジスコ/店舗間の在庫移動を支援するソリューション提供開始