アセンドは5月22日、武蔵野銀行のグループ会社、ぶぎんシステムサービス(埼玉県さいたま市)と、顧客紹介に関するビジネスマッチング業務提携契約を締結したと発表した。
埼玉県にはトラック運送事業者が約3400社あり、首都圏と広域を結ぶ輸送インフラが集積する。業務提携により、首都圏エリアにおける物流DXを加速させる。
アセンドは、トラック運送事業者向けクラウド型運送管理システム「ロジックス」の開発・提供により、案件の受注から配車・請求書発行・労務管理・車両管理まで業務を一元化。
業務効率を高め、蓄積されたデータを活用することで、運行ルートの見直しや運賃戦略の再構築、共同配送・中継輸送の設計、リードタイムの最適化などを進めている。
一方、ぶぎんシステムサービスは、主に埼玉県内企業の支援に注力しており、特に近年は、業務効率化やDX推進に向けたITサービス導入支援の実績が多くなっている。
両社の強みと顧客基盤を生かし、運送事業者がDXを円滑に進められる環境を整えながら、物流業務の効率化、コスト最適化、持続可能な経営体制の構築につなげたい考え。