ダイフクは8月5日、滋賀県日野町の滋賀事業所内に無人搬送車の組み立てなどを行う新工場棟を竣工したと発表した。
<新工場棟の外観>
新工場棟(M棟)は、工場面積1万6500m2、事務所・食堂面積3400m2の延床面積1万9900m2の建物で、一般製造業・流通業向け無人搬送車の製造やコンベヤシステムの組み立てを行うほか、アフターサービス用の保守部品を管理するパーツセンター機能を持ち、迅速で正確なサービスを提供するため自動倉庫を設置する計画。
ダイフクでは急速に拡大する無人搬送車のニーズに対応するため、パレットやケース、ピースごとに対応した製品ラインナップを拡充しており、無人搬送車の組み立てなどを行う新工場棟の作業場は、生産ラインを柔軟に構築できるよう区画のない大空間としている。
建物の屋根と外壁に断熱を施して省エネルギー化と社員の作業環境にも配慮しているほか、再生可能エネルギーの活用を推進するため屋上に発電容量1.5メガワットの太陽光発電システムを導入している。
■新工場棟の概要
名称:M棟
建築面積:1万7200m2
延床面積:1万9900m2
(工場:1万6,500m2、事務所・食堂:3,400m2)
主な機能:一般製造業・流通業向けの無人搬送車の製造やコンベヤシステムの組み立て、アフターサービス用の保守部品を管理するパーツセンター
着工:2024年4月
竣工:2025年7月
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