フジテックスは9月9日、ロジカルイノベーションズおよびモノリクスと共同で、倉庫や工場における搬送業務を効率化する台車牽引ソリューション「Carry Link(キャリーリンク)」を開発したと発表した。
既存の台車に装着するだけで作業員の歩行負担を大幅に軽減し、搬送業務を省力化。初期費用や大規模な工事が不要なため、導入した日から人手不足の解消や生産性向上に繋がる。
発表によると、倉庫や工場では搬送のため作業員が1日に数㎞も歩くことが珍しくなく、この身体的・精神的な負担が生産性低下や離職率上昇の要因となっているという。
こうした課題を解決するため、AMR(自律走行搬送ロボット)やAGV(無人搬送車)が注目されるなか、高額な初期費用や大規模な倉庫レイアウト変更が不要な新たなソリューションとして、Carry Linkを開発した。
特徴は、低コストで作業員の歩行負担を大幅に軽減する点。既存の台車に装着するだけで歩行負担を最大9割削減できるという。
最高時速は10km/hで、体重移動で直観的に操作できるのもポイント。最大500kgの荷物をけん引可能、フル充電で最大30km走行できる。
<Carry Link(無歩行牽引搬送ソリューション)動画>
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