キャムグローバルは9月24日、宮城県の富田運輸に採用支援を行ったタイ出身の2人が、特定技能1号のトラックドライバー(自動車運送業分野トラック運転者区分)候補として、8月4日に入社したと発表した。
2人は今後、大型免許を取得した上で、今年中にトラックドライバーとしてデビューする予定。
富田運輸でのドライバー職の外国人採用は、今回が初。
<富田運輸に入社したタイ出身のスワンナポンさん(左)とシリパッタラトーンさん(右)>

33歳のシリパッタラトーンさんは、「日本で合計3年以上製造関係の仕事をし、日本の普通免許も取得している。レンタカーで何度か旅行もしていたため、ドライバーとして働いてみようと思った。日本の働き方を学び、日本語もさらに上達させて安定した生活を築き、妻や家族を呼び寄せたいと考えている」とコメント。
32歳のスワンナポンさんは、「アニメをきっかけに日本に興味を持ち、プロフェッショナルな職場を経験するために来日して3年間、技能実習として日本に滞在した。フォークリフトの運転経験があるため、ドライバー業務にも生かせると思う。日本で働くことによって自分の可能性を広げ、将来は、物流業界でキャリアアップを目指したい」と語っている。
キャムコムグループでは、外国人採用に関する包括的サービスを提供するキャムグローバルと、登録支援機関でグループ会社の綜合キャリアオプションやバイトレとの連携により、外国人ドライバーの採用、企業の受け入れ体制構築、在留資格・運転免許の取得、入社後のライフサポートまで一気通貫で支援している。
物流最前線/物流を考え抜いたグッドマンの施設 Geek+とBMWが語るその評価とは

